若い頃からメーキャップ、所謂化粧というものにほとんどエネルギーを使うことはなかったように思う。

嫌いというのではなくて続かないのだ。
ようは、ズボラなのですね。
化粧品売り場で勧められて、これを使えば私もこんなに美しくなる!♫と信じて
いっときは高価なのをせっせと使うこともあったけれど、
結局は途中でほっぽり出して使い切ることがなかった、
ということが何度もある。
したがって、効果を見るまでもなく、である。
あれ、ずっと使っていたら今頃どうなっていたかしら?
と、鏡を見ながらたまに思ったことはある(後悔　笑)

今思い出しても、どれか一つでも最後まで使い切ったことってあっただろうか？
たぶん、ない。
リピートした化粧品なんて… …、ない(笑)
繰り返し使うのは香水くらいだ。

一度使ったきり、で一番多いのは口紅だった。
きっと毎日つける人は違和感ないのかも知れないけれど
たまにつけると
は?!
え?!
これだれ?!
いやに唇だけが強調された顔で
いやいや、これは私じゃない。
無理無理、これで出かけるのは
びっくりするやろ〜。
ということで、結局は拭き取って出かける。
とは言え、つける必要のある時は
リップクリームの上に極目立たない色を乗せていた。

そうなってからは化粧品にお金をかけることも無くなった。
ドラッグストアに並ぶ一本千円もしないスキンローションや日焼け止めを買うくらいだ。


それが!
である。

この数ヶ月、髪が白くなってからはしっかり口紅をつけるようになった。
最初は、ゲゲゲ!と鏡の前で声を出してしまったこともあったけれど、
慣れってすごいものです。
近頃は口紅なしでは出かけられない(笑)
幾らかは華やぐし、アクセントも必要。
それも、結構赤めを選んでいる。
買うたびに赤みが増している感じだ(赤い口紅は、特に理由はないのだけれど、私にとってはおばあちゃんのイメージなんです...笑)

スキンローションも少し格上げした(¥2,000.−税込以上出す気はないけれど 笑)


会う度に、4歳9ヶ月児にブチュってすると
ほっぺにキスマークがべっとり(笑)♫

今では珍しくもないけれど、40数年前はまだピアスは珍しかった。
初めて住んだ異国で、女性がもれなくピアスをつけているのを見た時は驚いたし憧れた。
よちよち歩きの女の子からおばあさんまで誰もがつけている。

お世話になっていた家の奥さんが出産したので当日の午後にお見舞いに行ったら、可愛い赤ちゃんの耳にはすでに小さなパールのピアスがつけられていた。

大学の寮でもつけていなかったのは私だけ（私が唯一の外国人だったからでもあるけれど）、友人に「どうしてみんなピアスをつけているの? 何か意味があるの?」と尋ねたら、「そういう習慣」と返ってきて、「日本人はどうしつけないの?」と逆に聞き返された(笑)


以来、ずっとピアスをしたいと思いながらその機会を逃していた。
60歳になったある日、街を歩いていたらビルの３階に美容外科の看板が見えて、そこに「ピアスあけます」とあった。
ちょうど今頃、6月だったと記憶している。


ピアス歴7年、今ではつけない日はない。

目にするとつい買ってしまうしお手製をプレゼントされたり、その数も随分と増えた。旅行に行っても自分へのお思い出の品はピアスが多い。
幾つかはそれなりのお値段のものだけれど、ほとんどはお手頃プライス。
毎日どれをつけようかと選ぶのも楽しい。
イマイチな服装でも(笑)ピアスをつけるとおしゃれ感(当社比 笑)が漂うのが不思議^^
つけ忘れて出かけて、この違和感は何? と感じ始めると、もう落ち着かなくて
お店を探して買い求めたこともある。

髪はグレー、メイクも(最近は口紅だけはつけるようにしている) ほぼなしの私にとって唯一のおしゃれ?ということで^^

これでもまだ女を捨ててはおりませぬよ (笑)

なので、今日のDNのカテゴリーは一応、「おしゃれ」で^^

一年前の今頃はどうしていたかしら？
と、DNを検索してみた。

http://gisele0129.diarynote.jp/201607060125334482/

ふふっ、去年にすっかり元は取りましたが
この帽子今年も活躍しています^^
物持ちは超いいので、きっと来年も (笑)


眼も日差しから護るために、最近では夏になるとサンングラスをかけるようにしている。
紫外線は眼の老化に繋がりますものね。

お気に入りだったメタルフレームのは、この春の旅行中に何かで押しつぶしたようでグニャリと歪んでしまった。
仕方ない、サングラスを新調した。
それも、結構派手目のを^^


ところで、私はサングラスが似合わない（涙）
サングラス選びは一苦労でした。
数年前にとある空港で買ったブランドのは、かなり奮発したつもりだったけれど
日本に帰って、さて着けてみると……はぁ?!
結局一度もそれで外出することなく娘に押し付けた（というのも、娘も似合わない〜と嘆いていますが、いくら何でももったいなくて「似合ってるよ〜、すっごく!」と私^^）

で、今回の購入でお店の方が教えて下さったのですが、
インターナショナルフィッティングとアジアンフィッティングがあるのですね。

http://japan.ray-ban.com/sunglasses/detail.php?product_id=84&select_products_class_id=314&code=RB2140F%201016%2052-22&name=ORIGINAL%20WAYFARER%20RARE%20PRINTS
フレーム素材やフィティングについて



すごーく納得だわ。

だって、あの有名ブランドのサングラス
何が哀しいって、
枠の下の部分の型がくっきりつくのでした（笑ではなくって、涙）

未だ疲れはすっきりせず……
そりゃあ、そうです、この年齢ですから。
仕方ないです、
ゆっくり回復すればいいじゃない♫

で、
唐突ですが

こんな本は滅多に手には取らないけれど
たまに買いたくなってしまうんだな♪^o^

”Advanced Style”

『僕は、”old” という言葉をネガティブに考えたことはない。 年をとっているということは、誰よりも経験豊かであり、賢く、アドバンスしている、つまり人生の上級者なのだから。 ここに出てくる女性たちは、社会が描く「年をとった女性」というイメージにひるまない。彼女たちは皆、若々しい心とスピリットを持っており、個々のスタイルと創造力で自己表現している。
ー わたしたちの人生は、人と触れ合うことで、美しく彩られるのですから。彼らの知恵、スピリット、率直さ、アドバイス、勇気、ユーモア、また彼らの不機嫌さや優しさ、もしくは聖像破壊運動だったり。 これらはすべては、長い人生により築かれてきました。そして彼らのファッションも。ヘアピンに青いスニーカー。もしくは完璧に仕立てられたツィードのスカートとジャケット。それに似合う華やかな帽子など。 でも本当は、どれでもないのかもしれません。ハイファッションである必要はないのです。ただ、ハイヒューマニティー、つまり高い人間性をもっていればいい。ー』とは写真を撮り続けているアリ•セス•コーエンの言葉。

その写真のモデルはニューヨークの女性たちです。


『何があなたをすれ違い様に振り向かせ、「なんて美しい人なのだろう」と思わせるのでしょう。その人が若かったら、理由を知るのは簡単かもしれません。でも、もしその人が70代や80代、あるいは90代や100代（！）だとしたら？
おそらく振り向かせるのは、なかなか難しいでしょう。』


写真集に登場する女性の最高齢は100歳です。



『わたしは杖と一緒に踊り続けるおばあさんになると思っていたけれど、どうやらそれは現実になりそうだわ』コメントするジャッキー は80歳。

『もしみんなが着ているのであれば、それはわたしが着るものではないわ』と100歳のローズは言う。


真似の出来ないようなアバンギャルドなファッションには憧れるし、
何気ないおしゃれの中に自分のスタイルを持っているのは尊敬！
流行を追わずに自分の趣味を貫くのは素晴らしい、
堅固な自分の美意識を持つことにずっと憧れている。


何と言っても、諦めない精神と楽しむエネルギーには脱帽。
憧憬の念を抱く。
嫉妬してしまうくらいに。

そして、勇気をもらう。

もちろん、ファッションが全てじゃないし
彼女たちのようなおしゃれは出来ないけれど
その心意気を見習いたい。

自分の着たいものを着る、
それが自分に一番似合うものだと彼女らの装いを見て知りました。
そういう事が可能になるのは歳をとってからだと思う。
若い頃は、社会的にも時間的にも色んな事に縛られて、
実は自由からはほど遠くて、自分の個性など発揮し難いのかも知れないね？


年齢を重ねて、若さを失うのと引き替えに、
得るものは多いと教えられる。
皺もシミも杖もおしゃれの重要アイテム♪


歳だ、歳なのよ〜、とほざいたところで何も始まらない。
貴重な一分、一秒を彼女らは決して無駄にしていない。


『一日、一日をお祝いしてカレンダーを見ないことね』
ルースは100歳。



まだまだがんばれるぜぃ、
自分の世界を見つけようぜぃ、
と励まされました♪

昼下がりに
こぢんまりとした喫茶店の二階の窓から
ふと表通りに目をやったら

クラシックなかっちりとしたスーツに
帽子をかぶって、黒いレースの手袋をした女性が通りを横切るのが見えた。
何てエレガント！

顔は見えなかったけれど
「わぁ〜素敵！ 今、手袋を着けた女性が歩いてたよ！」
とテーブルの向かい側に座る友だちに言ってしまった。

私より一回り以上若い彼女にはきっとピンとこないだろうな。
子どもの頃、オトナの女性の夏の外出着は
ワンピースかスーツだった。
そして、おしゃれな人はレース編みの手袋をしていた。
多分、当時は街に出かけることは特別なことで、
今みたいに気軽な服装でデパートに行ったり、食事に行ったりすることはなかったのだろう。

だから、窓の下を行くその女性を見た時には
一瞬だけれど時代が戻ってタイムスリップした気分♪


さすが、横浜•元町やわぁ^ ^


結婚前に母がプレゼントしてくれた
生成り色のレース編みの手袋は
今でも抽斗の中にあります。
身につけたのは二度。
二度目の時に不注意で口紅を少し付けてしまい、
それっきりです。

靴のプレゼントって滅多にするものじゃないし
頂けるものでもありません。
そういう関係じゃないとね^^（どういう関係？）


靴の贈り物なんて初めて！
それも私の大好きな黒いエナメルです。
これはブランドもので
そんなプレゼントができるなんて
太っ腹!!


すぐに履いて歩きたかったけれど…
きっと、たぶん誰にでもありますよね、女性なら。
気に入った靴が履けない、買えないという悩み。
足の悩み。
えっ!　私だけ？
男性の足や靴の悩みってあまり耳にしないけれど
どうなんでしょう?



（私は）シンデレラじゃないのだから
自分にぴったり！というのはなかなか難しい。
結構深刻な問題です。
だいたい、服のように丈を詰めたり
時には切ったり無理やり伸ばしたり（？）
出来るもんじゃないし
そもそも足の形はみんな違うのだから
既製というのも無理な話。




でも、この靴はどうしても履きたい!!

愛用している香水が残り少なくなってきました。
ずっと使ってきたこの香りだけれど
以前から一度使ってみたいのがあったので
ネットで探してみたら
あれれ！？廃番になってる！！

残念だわ～～（涙）

その香りは
SPELLBOUND
スペルバウンド
その名の通り
魔法にかかったようにうっとり、魅了される香り

ますます残念だわ～～～（笑）


今更何するつもりよ！笑　笑


もしかしたらどこかでオークションに出てないかしら？
（しつこい^^）

手に入らないと知ったら
ますます欲しい。

欲しい～、欲しい～～ったら
欲しい～～！！



いい加減物欲から解放されましょう！→自分に。



以上、本日の備忘録でした^^
じゃなくて、反省ね…




http://www.youtube.com/watch?v=-TjuTPz5OMs♫♬


♫♬どうぞ～このまま～～、どうぞ～このまま～～♫♬