自宅で子守をしているホロコースト経験者が、自分を襲った家なき子を引き取ることに。反発し合う2人だったが、共に暮らすうちに少しずつ心を開いてゆく。
ネットフリックス公式サイトのこれからの人生作品紹介、解説欄より引用
Netflixで
イタリア映画『これからの人生(原題"La vita avanti a sé ")』を観た。
1977年のフランス映画のリメイク版で、舞台もパリからイタリアの港町になっているから、たぶんストーリーもイタリア的になっているのかも知れない。
この映画で何を驚いたかと言うと、
主演があのソフィア・ローレン。
86歳になって溢れる存在感に圧倒された。
も〜、びっくり!!!
ああいう人を見ると
年相応の皺もいいし、年相応でない服装もいいし、
とにかく意志があるのがいい。
この映画で、彼女はホロコースト経験者のユダヤ人を演じている。
そして彼女ともう一人、身寄りのないセネガル出身の少年を演じているのはイブラヒマ・ゲイェ。
この少年の眼差しの変化に魅せられました。
途中からは彼の眼差しばかり見つめていたような気がする(笑)
舞台となる街も寂れた港町で
アフリカ移民や子持ちのトランスジェンダーの男性、麻薬密売人、
イスラム教徒の店主など、決して恵まれているのではなくて
むしろその逆の状況の中で懸命に生きる人々ばかり登場する。
決してタイトルのような先の見える終わり方ではないけれど
このタイトルにしたのは、きっとかれの眼差しの所以、
だとひとり納得しました^^
予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=AmUUkVl7QEo
コメント
何度も観ているのですが、一度は
私が二十歳ごろに母と一緒にTVで観ました。
運命なのだとしてもねぇ・・・切ないねぇ・・・
と話をしたのが昨日のようです。
そして、初めて無免許で乗った原付バイクが彼女のCM
「ラッタッタ♪」のロードパルでした。
観て下さいな!
そうですよね、「ひまわり」ですよね。私はマストロヤンニも思い出します。
> 運命なのだとしてもねぇ・・・切ないねぇ・・・
と話をしたのが昨日のようです。
テレビでご覧になったなら公開されたよりずっと後のことだと思いますが、あの作品の公開は1970年?頃だったと記憶しています。あれから50年!!! だから「ひまわり」の頃の彼女は36歳くらいだったのですね。う〜ん、確かに女ざかり^^ その女ざかりと戦争を重ねると余計に切なく感じます。
> 「ラッタッタ♪」のロードパルでした。
「ラッタッタ♪」微かに記憶が... ...笑
都さん、お母さまを亡くされたことはDNで拝見していましたが、すぐにお言葉をかけられずにごめんなさいね。
これまでDNで都さんとお母さまがお互いにどれほど思い遣ってらしたかを知っているので、見送られることはどれほどお辛かったことでしょう。でも、お母さまは安心して逝かれたのではないかと、私の勝手な想像ですが、思っています。
お母さまとの思い出が都さんとお兄さんの支えにきっとなります。
遅ればせながらご冥福をお祈りしております。
突然の「こえぇぇ」?
怖い、という意味でしょうか??
どう反応すればいいのやら... ...、せっかくのコメントなのにすみません。
私が最初にhanaさんの日記を拝見した時にhanaさんのように
日々を過ごせないだろうか。と思いました。
私は介護に溺れていました。。もがいていました。
hanaさんの日々の生活の中でお散歩だったり、とにかく過ごし方というか
私の一方しか見れない視点を緩めてくださるというか
温かなミルクのようで、何度も救われました。有難うございます。
先日はお言葉を有難うございました。
hanaさんも時を迎えられていらしたのですね。。
お父様は89歳ですか?母もです。
友達の少ない母でしたので、友達になってやっていただけると嬉しいです。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
hanaさんご自愛くださいね。
笑 見ると読むでは大違い、って言いませんでしたっけ? (笑)
私こそ都さんみたいに全身全霊とはいかないけれど、中途半端は中途半端で、それなりに結構のたうち回っていました。心の中では自身との葛藤でした。何でもっと穏やかに、もっと優しくできないの! 感情に飲み込まれるな!と言い聞かせていたのですが... ...。
まぁ!同い年なんですね♪
来週四十九日なんですが、それを過ぎればお母さまに追いつくでしょう。