社会的距離

2020年4月7日 備忘録
元々人通りの多い場所ではないから朝夕の通勤時間の他は外に出ても滅多にこの辺りの住む人たちを見かけない。

昼下がりは静かだ。



社会活動をしていないので、長すぎる春休みも延長されたので、
もちろん家族以外の誰とも会うことがないので、
時間は有り余っているはず。

ならば、今のうちに仕事絡みの準備をしたり予習もすればいいのに、
家事以外のことができなくなってしまった。

冬物のセーターを手洗いでウオッシュウオッシュしたり、
青葱を延々と刻んだり、
伊予柑の皮を剥いて白い筋を一つ残らず取って、
分けた房を一つずつ丁寧に剥いて順番にお皿に並べたりする。

単純作業に没頭するのは、いつも何かからの逃避手段で、
何故か救われた気分になる (笑)


この数日、ふとした拍子に思い出し笑いが始まり、
もう可笑しくて可笑しくて止まらなくなって、
一人で声を上げている。

大声で笑いながら、歌いながらウオッシュウオッシュ、
おネギをトントン、
伊予柑スジスジ(?)だなんて、


そろそろ精神に異常をきたし始めたのか?
社会的な活動から距離を置きすぎて?(笑)



いよいよ、やっと緊急事態宣言が出されたようだ。
ようだ、というのはネットでニュースを見ただけで、
夕方の首相の記者会見のライブは見ていない。
これで、ちょっとほっとしている。
より危機感が高まればいいと思う。

どうしてこのタイミング?
何で今になって?
と言うか、これほど差し迫っていて
こんな急に慌ただしくやってしまわれたのでは
いちいち文句を言っている間もない。
当然何か裏がある?とは思わないわけでもないけれど、
今は、このコロナ禍限定という条件付きなら、
この宣言を評価している。



もちろん、諸外国と比べものにならないほどの不徹底ぶり満載だし、
今後も不都合が出てくることも承知の上。
罰則は無いとは言え、今日までと違う空気が明日からは流れるだろうと期待する。

しかし、108兆円という経済対策費はどこから⁈



どうか、お互いに見張り合うようなことにはなりませんように。
見捨てられる人が無いことを願います。


そして、
物理的な距離を置きながらも、
あなたと大切な人たちとの
心はいつもつながっていますように。






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