『結婚のアマチュア』文春文庫
2019年9月30日 本 コメント (2)
アン・タイラー 著
中野恵津子 訳
マイケルとポーリーン、この二人の物語が始まったのは1941年12月はじめ、月曜日の午後のことだ。
正確には、12月最初の月曜日は12月8日。
そして物語は、60年後の12月8日に終わっている。
若い男女が出会い、恋愛し、結婚して家庭を持つ。
子どもが生まれる。
男の子が一人、女の子が二人。
父親は真面目で働き者、母親は美人で明るく友達も多い。
結婚すれば離婚もする。
再婚だってある。
それにしても結婚のアマチュアって何だ?
プロフェッショナルがあるのか?
失敗するのはアマチュアで(だから、許される?)
成功したらプロフェッショナル?(まさか!)
ある家庭の日々のありふれた(?!)出来事を描いているだけで、文庫本475ページというのはなかなかのボリュームだ。
夫、妻、長男、次女の4人の心情がこのストーリーを構成しているし、些細な、ほんの一瞬心に浮かんだことや、夫や妻の言い分を読みながら、確かにね!と頷く箇所もある。
その度に自分の場合はどうだったかしら?と女性なら同意したり、反省したり、そんなことがきっとあるはず。
なので、どこにでも転がっている結婚生活のお話ですが、
「普通」の基準がないのも多分、結婚だ。
結婚がアマチュアなら、親業だってアマチュアだ。
一番強調したいのはコレね^^
本筋とは関係ないけれど、読みながら気になったのが
普通に漢字で書ける言葉を平仮名で書かれている。
もちろんこれは訳者の意向(?)なのだろうけれど、
私は慣れるまで読みづらかった^^
結婚は試練か?
諦観か?
わからないなぁ〜。
だいたい、
人間ってどうして結婚するのだろう?
こんな年齢になっても考えてしまう。
中野恵津子 訳
マイケルとポーリーン、この二人の物語が始まったのは1941年12月はじめ、月曜日の午後のことだ。
正確には、12月最初の月曜日は12月8日。
そして物語は、60年後の12月8日に終わっている。
p.462
今日はパールハーバー・デーだ。今年は60周年というだけではなく、世界貿易センタが攻撃されたこともあって、例年より大々的にいろいろとおこなわれているらしい。
若い男女が出会い、恋愛し、結婚して家庭を持つ。
子どもが生まれる。
男の子が一人、女の子が二人。
父親は真面目で働き者、母親は美人で明るく友達も多い。
結婚すれば離婚もする。
再婚だってある。
それにしても結婚のアマチュアって何だ?
プロフェッショナルがあるのか?
失敗するのはアマチュアで(だから、許される?)
成功したらプロフェッショナル?(まさか!)
ある家庭の日々のありふれた(?!)出来事を描いているだけで、文庫本475ページというのはなかなかのボリュームだ。
夫、妻、長男、次女の4人の心情がこのストーリーを構成しているし、些細な、ほんの一瞬心に浮かんだことや、夫や妻の言い分を読みながら、確かにね!と頷く箇所もある。
その度に自分の場合はどうだったかしら?と女性なら同意したり、反省したり、そんなことがきっとあるはず。
なので、どこにでも転がっている結婚生活のお話ですが、
「普通」の基準がないのも多分、結婚だ。
結婚がアマチュアなら、親業だってアマチュアだ。
一番強調したいのはコレね^^
本筋とは関係ないけれど、読みながら気になったのが
普通に漢字で書ける言葉を平仮名で書かれている。
もちろんこれは訳者の意向(?)なのだろうけれど、
私は慣れるまで読みづらかった^^
結婚は試練か?
諦観か?
わからないなぁ〜。
だいたい、
人間ってどうして結婚するのだろう?
こんな年齢になっても考えてしまう。
コメント
う~ん・・・・
言葉を生み出す力が乏しいので・・・表現しにくいのですが、
でも、やはり自分の場合は損得もあるのかもしれないです。
婚姻関係にあれば国が守ってくれる的な事も多々ありましたので。
結婚に対する姿勢で個々違うのでしょうね。
自分が育ち成長していく過程で、良い?結婚生活をしているパターンを
日々見ているのとそうではないパターンの結婚生活とで思い描くものも
変わっていくでしょうし・・・
結婚。「普通は旦那さんって~でしょう!?」なんて喧嘩をよくしますが
普通は妄想でしかないのかもしれませんね~^^;
う〜ん... ....
う〜ん... ...、ですよね。
というか、全く個人的事柄ですね^^
ただ、私は妻の言い分アルアル、
夫の妻に対する不可解な気持ちアルアルで読みました(笑)