『荊の城 上・下』 創元推理文庫
2019年9月16日 本 コメント (2)
原題:Fingersmith
2002年 サラ・ウォーターズ 著
中村有希 訳
上巻での意外な顛末に意表を突かれ、
なるほど! と唸った。
下巻に大いに期待した。
何しろ上下巻で800ページ以上もあったし、
その所為か(私には) 冗長過ぎるように感じたし、
何しろ少しずつしか読み進めなかったので
下巻では盛り上がりに欠けた感じ。
というか、その逆で盛り上がらなかったので
一気に読まなくて済んだ(笑)
で、一体これのどこが推理小説?
と最後には思ってしまった次第。
この終わり方は
ないね、というのが感想でした^^
スウもモードも可愛いし、
2002年という現代に19世紀のイギリスを舞台に書かれたということに感動。
ロンドンの下町風俗や地方の寂れた城の景色が詳細い描かれていて、
そういう意味ではイギリス小説独特の雰囲気が楽しめた。
それにしても
読みかけの本が何冊も積まれて行くばかり... ...。
2002年 サラ・ウォーターズ 著
中村有希 訳
19世紀半ばのロンドン。17歳になる少女スウは、下町で掏摸を生業として暮らしていた。そんな彼女に顔見知りの詐欺師がある計画を持ちかける。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その財産をそっくり奪い取ろうというのだ。スウの役割は令嬢の新しい侍女。スウは迷いながらも、話にのることにするのだが…。CWAのヒストリカル・ダガーを受賞した、ウォーターズ待望の第2弾。
スウが侍女として入ったのは、俗世間とは隔絶した辺鄙な地に建つ城館。そこに住むのは、スウが世話をする令嬢、モード。それに、彼女の伯父と使用人たち。訪ねてくる者と言えば、伯父の年老いた友人たちだけという屋敷で、同い年のスウとモードが親しくなっていくのは当然だった。たとえその背後で、冷酷な計画を進めていようとも。計画の行方は?二人を待ち受ける運命とは。
上巻での意外な顛末に意表を突かれ、
なるほど! と唸った。
下巻に大いに期待した。
何しろ上下巻で800ページ以上もあったし、
その所為か(私には) 冗長過ぎるように感じたし、
何しろ少しずつしか読み進めなかったので
下巻では盛り上がりに欠けた感じ。
というか、その逆で盛り上がらなかったので
一気に読まなくて済んだ(笑)
で、一体これのどこが推理小説?
と最後には思ってしまった次第。
この終わり方は
ないね、というのが感想でした^^
スウもモードも可愛いし、
2002年という現代に19世紀のイギリスを舞台に書かれたということに感動。
ロンドンの下町風俗や地方の寂れた城の景色が詳細い描かれていて、
そういう意味ではイギリス小説独特の雰囲気が楽しめた。
それにしても
読みかけの本が何冊も積まれて行くばかり... ...。
コメント
集中して読む気力がなくなりました。
読みかけの本が山積みです。
図書館で借りているのもありますが、この調子だと夏休み明けに未読のまま返却することになりそうです。