武士の地位を捨て、仏教に帰依した西行法師でさえ伊勢神宮を和歌に詠んだ。

 「何事の おはしますをば 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」


こんな寒い時に!と思っていたけれど、観光バスでの団体さんが結構いらしてた。
五十鈴川に架かる宇治橋を渡り、砂利道を歩き始める、御手洗場で手口を浄める。
一月の厳しい寒さの中にあってもあの空気の中では背筋が伸びるのが不思議!

私の初めてのお伊勢参りは50数年前、小学校の修学旅行。
二度目は伊勢志摩観光で家族と一緒に20数年前だった。
で、此の度は三度目。


五十鈴川のほとりに鎮座する皇大神宮は、皇室の御祖神である。そこには日本人の大御祖神である天照大御神が祀られている。

互いの宗教観は別にして、今回一緒に行った友人は、日本古来の様式と緑豊かな森に感激していた。

 
私は、
西行法師の
 「何事の おはしますをば 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」
をしみじみと実感できたのでした。

ここの樹木は何百年、いや何千年の樹齢だろうか?
西行法師も仰いだに違いない。








コメント

美藤
2018年3月5日16:30

Hanaさん

私も一昨年、伊勢神宮に行きました。
なんの宗教も持たない私ですが、なにか「神々しいものが」確かにおはす、と素直に思える場所でした。樹々の一本いっぽんがほんとうに美しくて存在感があって、森に見惚れて一日過ごしました。

hana
2018年3月6日1:12

美藤さん^^

そうですね、「神々しい」と言うか「畏怖」と言うべきか、俗界では感じることがない何かが御座す不思議な場所です。
あの真っ直ぐに高く伸びた木々にさえ神が宿っているみたいでした。
次の機会には独りで^^

まるこ
2018年3月6日9:20

伊勢神宮は遷宮の時に参拝しました。なんでしょう?。あの凛とした空気。
清められる気がしました。
なにもかもが有難い気持ちになりますよね。また訪れたいです。

神妙な面持ちで参拝後は大好物な伊勢うどんから始まり、赤福、堪能して伊勢志摩に泊まりました。

ありす
2018年3月6日15:29

お伊勢さん!また行きたいなぁ。次回は是非お一人様で、更にゆっくり行けますように。

hana
2018年3月7日1:18

まるこさん^^

此の度は初めて私も本場の赤福餅をお店で食べました。いつもながらの美味しさでした♫

hana
2018年3月7日1:24

ありすさん^^

ですよね、私もまた行きたいです。
もちろん誰かと行くと楽しさを分かち合ったり出来て良いのですが、お一人様は自分のペースと自己責任なのでそれはそれでヨシ!♫

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