『ガール・オン・ザ・トレイン 上・下』(講談社文庫)
2017年2月13日 本 コメント (4)
妄想や疑念そして飲酒すると記憶を喪失する(と思わされていた)、
そんな精神的な問題を抱える3人の女性の告白?というか記憶?がストーリーを進めていく。
「記憶」って、瞬時に思い出せる事もあれば
後々になって一つ一つ丁寧に思い返して、
あ! そうだった!という事もある。
怖いのは、時間が経過して思い出した仔細な事が実は真実で
瞬時に思い出していた事は概して思い込みであった時。
上・下巻からなるこの『ガール・オン・ザ・トレイン』。
上巻を読んでいる時は、主人公レイチェルのいい加減さ(お酒が好き、やめられないそして飲むと記憶をなくす)に辟易して
あなたがちゃんとすればこんなにややこしくならないよ〜(こういう事を言うのが「身も蓋もない」ってことなんですが 笑)
その上、嘘つきまくって事件や他人の家のプライバシーに首を突っ込んで
結局はその酒癖の悪さゆえに信用急落下という始末。
ちなみに、レイチェル以外の2人メガンとアナはアル中ではありません。
メガンは誰にも言えない過去の事件を抱えながら夫に対しても不満を募らせている。
アナはレイチェルの元夫の再婚相手。
そして、ある日(あの日)
メガンが行方不明になった。
このあたりから、犯人探しの始まり〜〜、
で面白くなってきて一挙に読了。
3人の女性の記憶をつなぎ合わせたら
真実にたどり着いた。
記憶に感情移入すると
確かに記憶が歪みます。
よけいな一言: 英語のgirlって何歳くらいまでの女性を指すのでしょう?
どう考えても30代半ば……。
そんな精神的な問題を抱える3人の女性の告白?というか記憶?がストーリーを進めていく。
「記憶」って、瞬時に思い出せる事もあれば
後々になって一つ一つ丁寧に思い返して、
あ! そうだった!という事もある。
怖いのは、時間が経過して思い出した仔細な事が実は真実で
瞬時に思い出していた事は概して思い込みであった時。
上・下巻からなるこの『ガール・オン・ザ・トレイン』。
上巻を読んでいる時は、主人公レイチェルのいい加減さ(お酒が好き、やめられないそして飲むと記憶をなくす)に辟易して
あなたがちゃんとすればこんなにややこしくならないよ〜(こういう事を言うのが「身も蓋もない」ってことなんですが 笑)
その上、嘘つきまくって事件や他人の家のプライバシーに首を突っ込んで
結局はその酒癖の悪さゆえに信用急落下という始末。
ちなみに、レイチェル以外の2人メガンとアナはアル中ではありません。
メガンは誰にも言えない過去の事件を抱えながら夫に対しても不満を募らせている。
アナはレイチェルの元夫の再婚相手。
そして、ある日(あの日)
メガンが行方不明になった。
このあたりから、犯人探しの始まり〜〜、
で面白くなってきて一挙に読了。
3人の女性の記憶をつなぎ合わせたら
真実にたどり着いた。
記憶に感情移入すると
確かに記憶が歪みます。
よけいな一言: 英語のgirlって何歳くらいまでの女性を指すのでしょう?
どう考えても30代半ば……。
コメント
これもタイトルだから、ですかねー。
アメリカのイヤミス、”Gone Girl”もGirlですしね。
確かに ”Gone Girl”もそうですね。
読んでみようかな^^
でも、こちらの作品は結構好きです。
”イヤミス”の意味…… やっと分かりました!^^
で、” Gone Girl ”は後回しにしますww