外国のミステリー小説は読み慣れていないのですが、
図書館で見てつい手に取ってしまいました。
第1部・第2部とあるのでこれ一冊で2、3日は、
と思っていましたが読み出したらノンストップで終末まで。

何と言っても発端の事件が秀逸、
何者かに誘拐されたアレックスが置かれる状況の描写に
グイグイ惹き付けられました。
お腹を空かせたねずみがだんだんと増えて行く場面では、アレックスの心境に自分が同化されてしまって本当に怖かったです(怖〜)
どこまでこの場面が続き、この恐怖から読者が逃れるのにはどうすればいいのだろう?とページを進める手が止まりません。
構成が上手いです。

その後の展開に(実は被害者だと思っていたアレックスは……)翻弄されて、
いったい事の真相は?という思いが募るばかりだったし、
ハッピーエンドは期待出来なかったけれど
結果的にこの真相はどうなんでしょうか?でした。
納得のいく結果ではなかったです。


私がこの内容について行けなかっただけかも知れません。








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