イギリスの食事は美味しくない!
という不名誉な常識がまかり通っているらしいのですが、私がここに来て初めて食べたFish & Chipsは期待を裏切らない美味しさでした。また、ここエディンバラは海の傍ということもあって魚介類は豊富で、先日は洗面器くらいの大きな器に入ったムール貝を友だちと二人でむしゃぶりついてあっという間にたいらげました。(食べ散らかしました、が正解ですね)
と言っても、外で食事をしたのは数えるほどで、朝はもちろんですが夜も家で食べることが多いです。だから、スーパーマーケットに行く機会が何度かありましたが、やはり乳製品では特にチーズ、ハム・ソーセージ類そしてビスケットはたくさん並んでいます。シリアルも色んな種類があって見るだけで楽しいです。そういう意味でも、朝食はずっしり^^
ここに来て10日になりますが、毎夜のごとく出かけているので、朝はどうしても出遅れ気味の日々が続いていましたが、今日は早起きしてエディンバラ城へ行って来ました。街の中心地であるオールド・タウンから歩いて行けるくらい近くにありました。さすがに観光客がいっぱいでこれまでほとんど出会うことのなかった日本人観光客(かな?)も何人か見かけました。お天気も良かったし♪
そして、お昼はインドカレーのお店へ。
インドカレーのお店は街のあちこちにあります。
そりゃあ嘗ては植民地だったのだから当然のことですよね。日本のインドカレーとは歴史が違います。
メニューを見ると日本にあるインド料理のお店とは比べ物にならないくらい種類も多いです。チョイスしたチキンとほうれん草のカレー、茄子とジャガイモのカレーはナンにからめて食べるとそれぞれに使われているスパイスが違うようで、一つは生姜が利いていて美味でした。タラのカレーは予想に反してカレー味の魚のグリル、初めてのお料理でしたがほこほこしてこれも美味しいです。
こちらに来て少し意外だったのは、(歴史的に多いはずの)インドや中華のお店だけではなくて、フランス料理・スペイン料理やピザはもちろんですが、日本料理(それも結構なバリエーション)、メキシコ料理、ポルトガル料理、トルコ料理、ブラジル料理等の世界中の味が普通に受け入れられているということです。ここに来るまで、何故かしら勝手に、この国では自国料理の伝統の味を頑固に守っているというイメージを持っていたので、これは私にとって「衝撃の事実!」
これまでの誤解、失礼致しました^^
で、結論は
イギリスといえばインドカレー!!
あ!、そういえば
今夜観たオペラ『魔笛』の休憩時間に食べた、スコティッシュ(スコッティ・ティッシュSCOTTIEではありません。scottishです 笑)アイスクリームはこれまでのアイスクリームの中でも一二の美味しさでした。冷たいものが苦手なので「アイスクリームは二口食べれば十分」と言う私がずっと食べ続けていたかったくらいの美味しさ。さっぱり味というのは十分な表現にはならないし、コクがあるというのでもないし、とにかく複雑なお味ではないというか……言葉が見つからない(笑)
あ!、そういえば
外でいわゆる紅茶を飲んでいる人はあまり見かけません。
家で飲むものだそうです。
そりゃあ、日本でもわざわざ外に日本茶を飲みに行きませんよね。
メニューに日本茶なんてないし。
あ!、もう一つ気づいたこと。
それはPUBは純粋に飲む場所だということ。
おつまみなんてありません、食べません。
グラスを持って飲む、ビールを飲む、ワインを飲む、ウィスキーを飲む。
仲間と飲んで喋る場所です。
確かに、イギリス料理と言われるものは見た目は地味だし、それが注目度の低さにつながっているのかも知れません。
とにかく、言いたかったことは
食べてみなければお味のことなど分からないし、
食べずして味を語れないし、
ですよね!
(だいたい、味なんて個人の好みの問題だし〜〜笑)
コメント
チェーン店のようですね、それはエディンバラにもありました。「わがまま」という響きがいいのかしら? お上りさん気分で撮ったロンドンのガトゥィック空港で見た広告の写真をアップしておきます。