柔味

2014年9月6日 家族・子育て
柔味
味覚とは
甘味、酸味、塩味、苦味そして旨味という認識だったけれど
最近は我が家的に
柔味(やわらかみ)が加わりました。
その理由は毎日食生活を共にする高齢の両親です。

老化と共に味に対する感覚が鈍くなることは知っていたけれど、
特に顕著なのは「塩味」を感じる変化です。
「この味薄いわ〜」と言われるのは決まって塩味。
逆に私が塩っぱ過ぎない?と言うと
「こんなもんやよ」と返ってきます。
ただ、味が薄くても不味くはないので食べてはくれます。

だから、このところ
調理で一番心がけていることは
柔らかさ。
柔らかければ殆どの料理は美味しい!になるのです^ ^
二人の年齢を考えれば、そりゃあそうですよね^ ^
歯や唾液分泌、そして嚥下も含め柔らかい方が良いに決まってます。


でもね、
最近のテレビの食べ物番組で
「柔らかい〜〜」がお決まりのように発せられるのは
何だか納得がいきません。
「柔らかい」は「美味しい」の同義語ではないはず。
硬いおせんべいをポリポリ食べるのが大好きな私には
「硬い」も美味しいのになぁ。

そういえば、私がそんな風にポリポリやっていると
義母が「ええ音出して美味しそうやね〜、そんな歯が羨ましいわ〜」と言っていたことを思い出しました。

それにひきかえ、我が母は
「あんた、ようそんな硬いもん食べるね?美味しいの?」
思い出したくない‥‥‥^ ^


調理するにも今のところは大した苦労ではないけれど
近い将来、
刻み食やトロトロ食にしなきゃならないのでしょうね。


美味しいく頂くためにも歯は大切にしたいものです。








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