『ヒッチ』

2013年4月11日 映画
『ヒッチ』
ヒッチ!
ヒッチ!
ヒッチ!って呼ばれてました。
先ずこの呼び方が新鮮。

上映中の『ヒッチコック』を観てきました。
ストーリーはといえば
彼の代表作であるサスペンス映画『サイコ』の製作にまつわる
当時(1960年)のエピソードです。


映画会社が制作費を出してくれないので自分の家を売ることを考えたり
映倫とやりあったり、作品に入れ込むあまりの演出風景などですが
たぶんこの映画のメインは彼と彼の妻であるアルマとの関係だったのでしょう。
『サイコ』の誕生秘話にしてはちょっと物足りない内容でした。

彼女との関係が上手くいかなくなって
彼女に対する不倫疑惑やらで
彼はいらいら(このへんもちょっとサイコチックかも、妄想したりで。by hana)を募らせたり。
元々、有能な脚本家で彼の映画をいつも陰で支えてきたのは彼女だし
彼女の不倫疑惑が(あくまでも疑惑で終わる結果になってましたが。by hana)
ヒッチを悩ませ、
嫉妬深くさせ(嫉妬は愛ゆえ、愛の深さの裏返しでしょうか?by hana)
そんなところは偉大な監督どころか自分に自信が持てないおっちゃんでした。


あ!ホンマにおっちゃんで
自分は毎作品、主演女優に入れ込んだりしちゃうのですが
(彼はブロンドの女性が大好きなのです。楽屋の壁にのぞき穴があったり。これってストーカー、犯罪ですね。by hana)
彼女はそれを見て見ぬふりしてきたのに
逆の目に遭いそうになれば慌てふためき、探り(ストーカーチックby hana)
妻を責め(責めてもしっかり言い返されてしまうのですが)
そんな器の大きくない(小っちゃい)おっちゃんでした。
典型的な妻の掌で…のように描かれていました。
何度も思わず笑ってしまう場面がありました。
可愛いんですもの。

ただ、そのおっちゃんぶりを演じるのが
あのアンソニー・ホプキンスなので
『サイコ』をレクター博士につい重ねてしまうのは私だけ?
びっくりしたのは彼のあの体形。
どうやってあんなお腹になったんだろう?
だから奥さんや秘書がしょちゅう注意するんですよ
「飲みすぎてはダメ!」と。
でも、ストレスで飲むのですよ。
しかし、飲むだけであんなお腹になるのかな?


そうそう、
私が『サイコ』を観たのはその当時ではなくて
DVDを買ってなので十年くらい前だと思います。
この映画の主演はアンソニー・パーキンスというアメリカの若手俳優なのですが
私、小学高学年の頃この方に惚れてました(笑)
フランソワーズ・サガンの『ブラームスがお好き?』を映画化した『さよならをもう一度』を観てFallin in loveだったのですが、この人ってその後もあまりいい噂がなかったですね。
見た目はすごく繊細なんだけれど、その繊細さゆえに人として弱い…みたいな^^
私ってこういう男性に惹かれやすいのかな?(笑 私もサイコ?)


実在の人物を演じるので大変だと思うのは
やはり本物にどれくらい似ているか、似させるかというメイキングでしょう。
ヒッチのあのお腹もね!
私、どうしてお腹がこんなに気になるんでしょう?
横から見た姿なんてそりゃあ、です。


そううわけで映画『ヒッチコック』を一言でいえば

私にとっては魅力的なお腹
お腹が素敵!!(感想:hana)




http://www.youtube.com/watch?v=LnzKSHmAj8w

http://www.youtube.com/watch?v=Qfhn73sQAaA




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