歴史

2011年11月22日 日常 コメント (2)
歴史
昔、大学生の頃にスペインやラテンアメリカの歴史がついてきました。
歴史にはさっぱりな私なので、これが結構しんどかった…
で、今も授業で歴史をとっているのですが、東西交流に関する日本史なのです。
日本史における東西交流といえば日本と西洋のことになります。
面白いったら、もう毎週楽しみで仕方がありません。

英語で歴史はhistoryですね。
スペイン語でもhistoriaと言いますが
これには歴史と話(story)の二つの意味があります。
"La historia de un amor" は
ラブストーリーの意味でもあるのです。

授業を聞いていると
Historiaはまさに作られた話なのだと分かります。
誰かが書き残さなければ歴史にはならないのですね。


授業で聞いたのですが
司馬遼太郎氏はどうして歴史小説かになったか?
その経緯がとても興味深くてなるほどと思いました。
先の大戦でこの小国日本は欧米の大国を前にして兵の数、軍事力、食糧の
すべてに劣っていました。
その日本が勝つ方法は作戦と精神力しかなかったのです。

「桶狭間の戦」は織田信長がどう見ても勝ち目のない駿河の大名今川義元を討ち取った
有名な歴史上の戦です。
先の長篠の戦で信長は日本で初めて鉄砲を用いて勝利したとされています。
が、これも真実ではない
ということが最近の定説になっています。

で、話が逸れましたが
戦時中少年たちはこの桶狭間の戦の話を幾度も聞かされます。
司馬遼太郎氏ももちろんそうでした。
しかし、あの戦争の結果を目の当たりにして
日本軍の愚かさに失望した彼は真実の歴史を語りたいと思い
これが彼の作家としての原点になっていると言われています。

ただ、彼は歴史学者ではなくて小説家ですから
たくさんの作り話もありますよね。


『過去に学ばないものは未来にたいして盲目となる』と言ったのは
ドイツ再統一の時の大統領ヴァイツゼッカー氏です。
今の授業で歴史を学ぶ意味がやっと分かってきたように思います。
現在と未来を模索する手がかりは過去にしかありません。



次の日曜日は大阪府知事、市長選挙の投票日です。



コメント

ハーフサイズ
2011年11月25日10:42

hanaさま

素敵、スペイン語をお勉強されたのですか?
歴史のお話、とても興味深く拝見させて頂きました。
私もこんな授業なら受けてみたいです。
また、お聞かせ下さい、楽しみにしています。

hana
2011年11月26日0:18

こんばんは、ハーフサイズさん^^

大昔に少しだけ習いましたが、もうこの年齢なので記憶力の衰えが普通ではありません…悲しいです。
私は歴史が超苦手だったのですがこの授業で興味を持つようになりました。まだまだ学ぶことはいっぱいあります。
また面白い話題があれば書きますね。
いつもありがとうございます。

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