展覧会
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今年もまた届けて下さった招待券♪
一限目の授業を受けてから家とは反対方向への電車に乗って
京都まで。
三条通りを歩いて会場へ。
お天気も良く
先ずは『○○展』を観賞して、その後
ちょうど同じ岡崎で開催中のワシントン・ナショナルギャラリー展にも行って来ました。

印象派は馴染みがあるのでとても解りやすくて、平日だったので人出も少なく
ゆっくり観て回ることができました。

前回観たフェルメール展では殆どの絵画が屋内の風景を描いていたのとは対照的に
印象派は明るい色彩と細かい筆遣いで表現されていて、とても穏やかな印象を受けますね。
モネ、マネ、ドガ、ルノワールそして私の好きなピサロの作品に暫し見とれてしまいました。
今回、初めて見たピサロの『麦わら帽子をかぶる農家の少女』は素朴で親しみやすくて
繊細に描かれた少女がかぶる麦わら帽子がすごく素敵。
暫し立ちつくしました。

今回の目玉は何と言ってもポスト印象派のゴッホの自画像でしたが
彼は自画像を36枚も描いているのです。
でも、私はその隣にあった彼の『薔薇』という作品が
私が知るゴッホが描いたのではないような生命力というか
意外な穏やかさを感じて気に入りました。

印象派が活躍したきっかけは
その頃チューブの絵の具が出来て屋外で絵筆を取ることが出来るようになったことも理由のひとつらしいです。
それまでは室内の風景画が多かったヨーロッパの絵画に大きな変化をもたらしました。

この時代の殆どの印象派の画家達は当時の裕福な家庭の出で
しっかりと教育を受けた人達のようで
それを娘に話すと
「そうだと思ったわ!ふん!どう見てもあれらの絵に不遇は感じられない!」ですって(笑)


観賞後は家に直行♪
夕飯作って、一息ついて…




*画像1 カミーユ・ピサロ
     『麦わら帽子をかぶる農家の少女』
     背景の色遣いが素敵でしょ?♪

 画像2 ゴッホ
     『薔薇』
     グリーンの中でこぼれ落ちるように描かれた薔薇がとても心に残りました。

 画像3 ドガ
     『アイロンをかける女性』
     当時の女性にとって洗濯は大切な家事のひとつでした。
     アイロンとなれば手間は考えても…
     裕福な家庭では洗濯・アイロンがけを専門の使用人がいたそうで
     当時のパリの女性の1/3はその仕事についていたと解説されていました。
     きっちりと当てられて綺麗に折りたたまれた白いシャツが目を引きます。


コメント

ハーフサイズ
2011年11月11日15:45

hanaさま

以前のフェルメールの時もでしたが、hanaさまの感想が素敵で私も展覧会に行ってみたくなりました。
まだ2週間開催されているようですね。是非観に行こうと思います。


hana
2011年11月11日17:33

ハーフサイズさん^^

ありがとうございます。
思いつくままに自分の感想を書き並べているだけですが、そう言って頂けてうれしいです。
今回はニューヨーク・ナショナルギャラリーの貴重な絵画がたくさん展示されていて良かったです。
26日までやっているんじゃなかったかしら?
是非、お出かけ下さいな♪

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